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海外営業系の先輩社員

ベトナムの量販店で聞く「美味しい!」の声が喜びに商品の枠を超えた海外進出を実現したい!

海外事業促進部グループ 1996年入社 法学部法律学科 宇津木 邦友

入社の動機を教えてください

商社としての機能、海外進出、将来性などがキーワードに

良いものを探し出して「欲しい」と思っている人に提供する、商社という仕事に就きたいと思っていました。

就職活動でも商社が中心。メーカーは当社のみでしたが、商社としての機能を併せ持っていること、畜産事業・水産事業の両方を展開していること、海外進出に積極的だったこと、将来性などを考慮して、最終的にはニチレイフレッシュに決めました。

入社後6年間は九州支社で畜産全般の販売を担当。小規模な拠点だったこともあって、入社3か月でお客様を担当することになりました。九州エリアのお客様は、オープンマインドで優しい方が多く、何も分からない新人の私を一から育ててくださいました。
2年目から、お客様を中国やタイの加工工場にお連れして、新商品を一緒に作り上げる機会もあり、海外で仕事ができる環境にもやりがいを感じました。

その仕事の実際の流れと特長は

ベトナムへの輸出販売事業を一から作りあげるミッション

その後、東京本社で輸入チキンの買付や全支社の営業バックアップ、関東支社での畜産品営業を経て、3年前から海外事業推進グループで、主にベトナムへの畜産販売を行っています。

ミッションは、畜産の輸出販売事業の足がかりを作ること。声がかかったときは本当にびっくりしました。ベトナムへの販売ルートはある程度確立されていましたが、基本的には自分で一から作りあげていかなくてはなりません。

とはいえ、与えられたチャンスは大きい!この3年間は楽しみながら事業拡大を続け、ベトナムのみならず、香港、ヨーロッパなどからも引き合いが来るようになりました。


その仕事のやりがいとは。

直接ユーザーの顔が見えるB to Cの仕事が大きな魅力に!

やりがいは常に感じています。何より、ベトナムの量販店で、喜んでくれる購入者の笑顔に出会えた時。

現在、業務の6~7割はベトナム関連です。月の半分は現地に張り付き、量販店などの試食コーナーでハムやソーセージの販売をしています。日本人とベトナム人は味覚が近いらしく「こんな美味しいもの食べたことない!」という嬉しい声をよくかけていただけるんです。

毎月2週間をベトナムで過ごすスケジュールは、体力的にはかなりキツイですが、その一言で疲れも吹き飛びますね。メーカーでありながら、直接ユーザーの顔が見えるB to Cの仕事に大きな魅力を感じます。

最近ではベトナムの道路事情にも詳しくなって、近道もずいぶん覚えました(笑)。

仕事上、苦労したことは。

言葉の壁が歯がゆい!商品企画へのリサーチを逃す日々

今現在ベトナム語をマスターしていないことで、残念だなと思う場面は正直ありますね。

商談自体は、ベトナム語のできる通訳に間に入ってもらっていますが、例えば試食コーナーで「●●で美味しいわ」というベトナム語を聞いた時、「美味しい」と言っていただいていることは表情から読み取れたとしても「●●で」の部分が聞き取れない。リサーチして次の商品企画につなげるチャンスを逃しているなと感じます。ベトナム語を学ぶ時間も場所も少ないため「残念だなあ」といつも思います。

後は、やはり文化の違いですね。

ベトナムでは、ディスプレイひとつとっても、日本のようにきれいに並べたり、美味しそうに見せる工夫をしようという、サービス精神は皆無。時には、店舗の中で平気でご飯を食べているスタッフがいるほどです。しっかりとした教育が必要だと感じますね。

仕事上の目標、夢を教えてください。

経験を軸に、さらなる海外ネットワークを構築していきたい!

海外事業推進グループでの経験を軸に、さらなる海外事業を展開することです。商品の枠に捉われることなく、当初から思い描いてきた「良いものを探し出して、『ほしい』と思っている人に提供」できる海外ネットワークを構築していきたいですね。

チャンスに溢れたこの会社なら、決して夢じゃないと思っています。

この仕事に大切なのは、まず感受性。「お客様の求めるものは何か」「何があれば満足してもらえるのか」を感じ取る力です。そして情報を収集するアンテナ、具現化するセンス、何より失敗を恐れない実行力。トライ&エラー!踏み出す一歩が大切です。


普段のお仕事をのぞき見!






































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